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■ 第19回   ダニー・ヘイル [EZ-Flow] ・  vol.37   2002年1月



 「初めての来日時の印象は、日本のネイルはとても小さくて、美容産業という大きな業界の中では、ひっそりと活動しているように見えたが、今はとてもポピュラーになり、生活の一部としてネイルをエンジョイしている人がたくさん増え、公的にも認められるようになってきたことがとてもうれしい」と語ってくれたのは、EZ-Flow(イージーフロー)の代表、ダニー・ヘイルさん。
 
 ロスアンジェルス生まれのダニーは、小さいときから野球選手になりたくて、10代はほとんど「野球チーム」に属していた、身体が大きければプロを目指していたかもしれない、現在も従兄弟が新庄選手がトレードされたサンフランシスコ・ジャイアンツにいる、とか。
ネイルは、お母さんと叔母さんが、7軒のサロンを経営していたという「ネイルファミリー」なので自然と生活の一部として入り込んでいた。
 
 美容学校を経てネイルサロンに入り、さまざまな体験を経て技術を磨き、コンテストに出場しまくりました。余り多く出たので定かではないが、大きなコンテストとしては1995年に「USナショナル・チャンピオン」、「インターナショナル・チャンピオン」2回を始め、大小含めて100回位賞を取っている(内グランプリは、65回)
子供の頃からネイルグッズに振れる機会が多く商品知識だけはあったので、自らサロンワークを始めてからは、理想の商品を手に入れたくて開発を進め、弱冠22才にて会社を設立した。当時は、OPI、クリエイティブ、タミーテーラー、ギャラクシー等の有名ブランドがたくさんあり、その中でメーカーとして手腕を発揮するにいたりました。
ブランド名は、イージーにアプリケーション・フローできる商品として「簡単に使える(作れる)」というコンセプトで「EZ-FLOW」と命名した。
 
 プロダクツのモットーは、「良い商品の開発・生産・流通と、技術者の教育・育成にあり、海外アーチストのセミナーや派遣システムを見直す「ニューマーケティングエデュケータープログラム」により、世界各国にアーチストを派遣、セミナーを充実させ、マス・メディアを活用して、プロモーションを展開していく」と熱っぽく語った。1997年、親友のトムホルコム氏の紹介で、水野義夫氏と「ロングビーチショー」で出会い、お互いにネイルに目指すものが合致して、友好関係を深めた。


 彼との出会いが日本でのビジネス展開の幅も広がり、とても大きなモノになった。その水野氏のサロンが50店舗に達したことと、創設15年のメモリアルを心から祝福していました。
黒崎えり子について「彼女は常にネイルに情熱を注いできた努力家、働き者です。私も彼女を一流の技術者に育てようと努め、彼女もそれに応え、実現して見せてくれた。とてもうれしく思う」「えり子のサクセスストーリーの一部となれたことは光栄だし、それは彼女に感謝しているし、今後もサポートしていきたい」今回もえり子の弟子がグランド・チャンピオンを獲れたことをたいへん喜んでいました。
 
 ご家族は、奥さんと11才の娘さん、9才の息子さんとの4人家族。趣味はほとんど無く、息子とキャッチボールをしたり娘のチアガールぶりを見に行ったり、家族で過ごす時間を大切にしている。
 
 最後に新年に当り読者にアピール「この様なインタビューを受け、とても光栄です。来日するたびに、様々な人々と交友を深める出会いの場があり、それがEZ-FLOW社にとっても良い形で成長を遂げています。今年もペティキュアラインの充実など、皆様の需要に確実に応える新商品の開発を予定しております。楽しみにしてください」
身近な人に云わせると、とても日本人的な人、最近は、ファッションもあか抜けてきたし、すてきな笑顔もこぼれている、自信の現れでしょう。

<2002年1月記 原文>



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